治安の良し悪しは不動産じゃ教えてくれない!?

治安は長期に渡って暮らしていく上で最も大切な要素ですが、不動産屋では納得できるほど詳細な情報を聞き出すことができないことも少なくありません。というのも、治安というのは受け取り方に個人差があるためです。実際に住んでみるまでわからないこともありますが、治安の善し悪しを判断するために確認するポイントをいくつかご紹介しましょう。どのチェックポイントもどれくらい人目があり、不審な人間や行動を監視しているのかという目安になる部分です。

まず第一に確認したいのは、駐車違反の取り締まりの度合いです。駐車違反が多いエリアは交通ルールを守らないという治安の悪さはもちろん、交通安全の面でも問題があります。二人乗りや片手スマホなどの危険な自転車が多いことも問題です。駐車違反や自転車の違反がしっかりと取り締まりをされ、注意されているエリアは、当然警察や自治会の人目も多く、治安という面ではとても安心です。

第二にゴミの捨て方を確認します。捨てる日と捨て方ルールを守ってきれいにゴミが出されているエリアは治安が良い場所です。逆にゴミ捨て場にゴミが散らかり、適当に捨てられている場所は、生活のルールや法規を守る意識が低い住民が多く、治安は良くありません。また、ゴミのポイ捨てが見過ごされて汚れている街は、住民同士がお互いに関心がなく、自然と治安が低下していく傾向があります。

第三に、街の中の交流をよく見ておく必要があります。例えば子供の通学路などを見守る地域の人と子供がお互いに挨拶をしている場所は、治安が良い場所です。子供はどの大人に頼ればよいのかわかりやすく、人目がきちんと子供たちを見守っているエリアであるからです。町内会や自治会の交流については、付き合いの感じ方に個人差がありますが、不審な人物を早期に発見するなど良い面もあります。

他にも、マンションに入居する場合はポストへのチラシのポスティングが激しい場所はあまり治安が良いとは言えません。このような細かな目安は不動産屋から情報が入りにくいため、気になる地域はこまめに足を運び、夜と昼の雰囲気の違いなどを含めてよく見て回る必要があります。特に昼夜で人口が大きく異るエリアの場合、時間が変わると雰囲気ががらりと変わることがあります。感じ方に個人差があるものなので、絶対に一人で決めず、必ず信頼できる人と一緒に生活時間に合わせて朝昼夕方夜とすべての時間帯でエリアの雰囲気を観察し、さまざまなポイントをよく確認してから決めたほうが良いでしょう。